英国統治時代に立てられたビクトリア式の「旧最高裁判所」は、シンガポールの西洋建築の中でも代表的な存在。緑色のドーム型の屋根にコンクリート式の円柱の建物が、昔、英国の領地だった事が一目でわかる。また、シンガポールの中心でもあるシティ・ホールや国会議事堂も周辺にあり、この辺り一帯がシンガポールの玄関ともいえる。市庁舎は隣に位置し、目の前にはシンガポールの自然を表現するかのように緑いっぱいの芝生が広がる。
現在では、この旧最高裁判所と旧市庁舎が美術館に改装するとかで、2012年にオープン予定。シンガポールを始め東南アジアの作品約8,000店が展示されるとか。また、飲食店や売店も設ける予定だそう。現在、シンガポール美術館にある展示品も移動されるとかで、世界大規模のコレクションを目指す。シンガポールの歴史は勿論、東南アジア文化も同時に触れられる良い場所となるよう。