地元ガイドさんもオススメの「カサ・アウレリオ」。1953年創業のトレドの郷土料理がいただける老舗レストランだ。店内は、木を多用した山小屋風となっていて、鹿の頭部や鳥の剝製などが壁やら天井やらに飾ってある。
グリーン・アスパラガスの焼いたものは、ただ塩をふって焼いただけというシンプルな料理なのだが、これがとても美味。素材が良いのか、焼き方が良いのか、とにかくアスパラガスの旨味が強く感じられる一品だ。量もそれほど多くないので、一人一人前でもいけるだろう。肉料理の山ウズラの料理は、山ウズラの肉を赤ワインで煮込み、ジャガイモを添えたものだ。これはトレドの名物料理で、誰でも食べやすい、馴染みやすい味となっている。そして、デザートにレモンのソルベはグラスに入った状態で提供される。
アスパラガスは二人でシェアし、メインとデザートは一人一人前を注文して、お値段83.3ユーロ(11200円くらい)。定食は15ユーロと20ユーロの2種類があるという。トレドの郷土料理が食べたい人は、老舗名店「カサ・アウレリオ」がオススメだ。