バルセロナのゴシック地区の中心に位置する「王の広場」。三方をゴシック様式の建物で囲まれた、均等の取れた美しい広場である。正面に見えるのが、バルセロナ伯爵の住まいとして利用されていた王宮で、左には副王の館、右にはアガタ礼拝堂がある。「王の広場」は急王宮の一部にあり、広場奥にはコロンブスが新大陸発見の航海から戻り、イサベル女王に謁見するために上ったといわれる四分円の階段がある。
この一角は、まるで中世にいるかのような街並みをしている。歴史の舞台となった場所は一見の価値あり。時間を忘れて、かつての偉人や出来事に思いを馳せてみてはいかが?