文開書院と文祠、武廟が一か所に建てられており、文祠と武廟の垣根がつながっているため「文武廟」と呼ばれている。台湾でも非常にめずらしいもので、教育と新港が結び付いたもの。
文開書院は、台湾の書院制度の先駆けとして、鹿港に学術文化人を輩出した場所。文祠は、鹿港でも早期に設立された芸術文化団体であり、内部の壁には、鹿港が生んだ著名な書道家の作品がかざられている。武廟はおなじみ三国志の関羽をまつったもので、武にすぐれているばかりでなく、理財に長じていたといわれており、商業の神様として、参拝する人が絶えない。
最初は文開書院の方から入って、ウロウロ散策。次は文祠に。ここはというか、文開書院もざっくり言うと、学問の神様のお寺らしく、お願いごと書いた紙とかがあって、日本でも見た事ある光景だった。隣は武廟。門の側には、右の写真みたいな焼却炉のような、燃やす場所があって何を燃やすかというと、お金の紙を燃やすんそう。お願いごとを聞いてもらう為に、お金を燃やす訳にはいかないからお金を意味してる紙が売ってて、交換してそれを燃やして神様にお願いするらしい。旅行中、お寺でこの感じの焼却炉かなり見た。