「ナワタニ・ゴルフコース」は1973年開場の伝統ある名門ゴルフ場だ。確か1996年に改装しているが、いまだに風格と歴史を感じさせる。恐らく日本人がプレーした数では、ショートホールも含めて250前後あるタイのゴルフ場の中でも一番ではないだろうか。日本のリピーターからも多くのファンと支持者がいる。
ここは1975年に国際ゴルフ協会から、栄誉ある「ゴルフ・ワールドカップ」(23回大会)に指名され、この時初めて国際水準のゴルフコースとしてタイで認められた。また、1999年には米国ゴルフダイジェスト誌より、タイ国内No1ゴルフコースにもランクされている。
設計は世界的にも有名なロバート・トレント・ジョーンズ・ジュニアによるものだ。コースは広いホールと狭いホールがバランス良くミックスされており、芝・グリーンとも常にコースコンディションがベストに整えられている。全体的に完成度の高いゴルフ場だろう。池の絡みとバンカーをうまく取り入れ、フェアウェイを阻むウォーターハザードが適度に配置された挑戦的なコースとなっている。
加えて、「ナワタニ・ゴルフコース」の良さの一つにキャディーさんの質をあげることが出来る。チームワークが素晴らしく、みんなで仕事をシェアしている。名門ゴルフ場と言われるには、キャディーも重要なファクターだ。