13世紀に王の火葬場跡に建てられた寺院。1767年のビルマ信仰の際には、ほとんど破壊されずにすんだ数少ない寺院のひとつだ。ただ痛みがひどく、ラマ3世時代に至るまで修復が行われた。本堂は奥行きが50m、幅が16mとアユタヤでは最大の大きさを誇る。本堂の仏像は、衣装を身につけており、黄金に輝いている。この仏像は1569年のタイとビルマの講和会議の際、持ち込まれたらしい。また、小さな礼拝堂があり、ドヴァ―ラヴァティー時代の黒い石仏が安置されている。この仏像の特徴から、唐時代の中国の影響を受けていると言われている。