アユタヤの南部に位置し、アユタヤ王朝以前に建てられた寺院だ。ビルマ軍の攻撃を逃れたことから縁起の良い寺院として信仰されている。本尊は1325年に作られたといわれる黄金の坐仏像で高さ19mもある。大きさとまばゆさで迫力がある。ここの大仏の顔がいわゆるタイの大仏の顔と異なっているのが印象的だ。ビルマ軍のアユタヤ陥落時には、この大仏が涙を流たという言い伝えが残る。また、中国から連れてこられた悲劇の姫の祠があることから、中国系タイ人からの信仰があつい。中国表記も見られる。
記事最終修正日時2013.03.07 07:58
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