チェンマイで最も格式の高い寺院と言われている「ワット・プラ・シン」。1345年、カム・フー王の墓としてプラ・ヨー王が54mの仏塔を建てたことが始まり。ライカム礼拝堂にプラ。シン仏が納められている。金色に塗られた木彫りの正面扉が白壁と見事に調和し、美しく落ち着いた印象だ。19世紀初頭に建てられたもので、内部の壁画には当時の衣装や生活習慣などが描かれている。これは、タイ北部伝統芸術の代表作と言われている。また、境内には仏教に関する資料が集められた図書館のような建物もあるので、興味のある人はのぞいてみると良い。寺院の中にはろう人形のお坊さんがいるのだが、まるで生きているかのように思える。