ホイアンの古い町並みにあるタンキーの家(進記家)。進記家は、200年前ほどに建てられた中国、広東出身の漁師の家だそう。2階建の代表的な建築様式である。日本と中国の建築様式が入り混じった様子は大変美しいと有名。進記家内部の柱や梁は中国様式、格子は日本様式、その装飾はすばらしく、一見の価値がある。また、黒檀や鉄刀木などを使った豪華な調度品も見ることができる。進記家入り口の上の2つの丸は悪霊の侵入を防ぐ、「眼」だそう。毎年のように洪水があり、その時には進記家1階が水没するらしく大変だそう。
雨季の洪水時には床上2メートル浸水したこともあるそうで、その時の跡が家の中にも残っている。