ぺナン島ジョージタウンのリトル・インディアの近くにある中国寺院「観音寺」。寺院内に慈悲の女神と呼ばれる観音像が祀られているので、別名「慈悲の女神の寺院」とも呼ばれているようだ。
ここは中国系ペナン市民の信仰の中心的な存在の寺院のようでで、常にたくさんの参拝客で溢れており、その人たちが捧げる線香の煙が絶えることがない。1800年代に造られたペナン島最古の中国寺院で、柱や屋根には美しい彫刻が施されている。仏教の寺院なので、「佛」の文字も見受けられるが日本の寺院とはかなり異なる内装である。また、寺院の中も常に線香や蝋燭が灯されているので、その煙で視界はすごく悪い。
表には狛犬ならぬ狛獅子の姿も見受けられ、寺院の参道には参詣者のための参詣グッズを販売するお店が並んでいる。