日本からペナン島までは、マレーシア航空を利用して、クアラルンプール経由で行くことになる。南北約24km、東西約15kmの「東洋の真珠」と呼ばれているペナン州に属している大きな島で、老舗リゾート地として有名。ペナンとは、ヤシ科の植物ビンロウジュの意味があり、かめばかむほど味わい深い嗜好品ということなので、チャンスがあれば口にしてみるのも思い出になるだろう。
この島は、1786年にイギリス最初の極東貿易拠点として発祥し、その名残がイギリス国王ジョージ3世にちなんでつけられたジョージタウンにある。ジョージタウンは、住宅・デパート・ショッピングモール・ホテル・病院・官公庁など市民生活に必要な施設・設備が充実しており、公共サービスの質もいい。リゾート地として日本人にも人気の観光地だ。
役立つ情報
コーンウォーリス要塞 ジョージタウンの岬にある砦で、マラッカ海峡の入口にあります。海に向かって、いくつものオランダの大砲が並んでいます。(ジョージタウン) |
ペナン・ヒル 標高692mの山には、約30分間ケーブルカーで登りますが、途中乗り換えがあります。天気が良ければ、マレー半島やペナン大橋が見えます。上は平均18℃と言いますから、ちょっとした避暑地です。 |
タイ寺
(ジョージタウンのガーニー地区) |
ビルマ寺 タイ寺の向かい側には、19世紀初に建てられたビルマ寺があります。 (ジョージタウンのガーニー地区) |
極楽寺 ペナン・ヒルのふもとにあるマレーシア最大の仏教寺院で、20年かけて建てられました。 |
ヘビ寺 ペナンで有名な儒教寺院で、寺の守り神として毒ヘビワグラーズ・ビット・バイバーがいますが、毒牙は安全のために抜かれています。 |