サムイ島の中心地であるチェウエンから北へ約2kmの場所に位置しています。
1989年に開業し、タイの航空会社「バンコク・エアエアウェイズ」が所有する空港。そのため使用も独占的な状態。
しかしサムイ島の観光開発の妨げとなっていると批判され、競合する航空会社にも開放されて、2008年2月15日からはタイ国際航空もこの空港に就航するようになりました。
現在バンコク線はバンコクエアウェイズが1日12~21便、タイ国際航空が2便となっています。また、香港、シンガポールなど国際線も発着する国際空港です。(現在でも空港の管理運営はバンコク・エアウェイズが行っています。)
サムイ島にあるこの空港からタイの首都バンコクまでは飛行機で約1時間20分、同じくタイ南部のリゾート地であるプーケットまで約50分、タイ中部のリゾート地であるパタヤまで約1時間です。
ターミナルは、自然の風や太陽光を取り入れた建物となっています。そして、植物や木々を活用して空港内を分割しているつくりのため、南国リゾート気分がたっぷり満喫できる施設です。サテライトから飛行機までオープンエアなトロリーで送迎するのも小さな空港ならではの楽しみといえます。
タイ国内では、スワンナプーム国際空港とプーケット国際空港およびチェンマイ国際空港に次いで4番目に旅客数が多い空港となっています。
このサムイ空港には、国内線用と国際線用の二つの旅客ターミナルがあり、国際線ターミナルは国内線ターミナルから北へ約50メートル離れた場所にあります。空港から近いところには、ビッグブッダ桟橋があり、パンガン島へのフェリーがあります。
また空港から北西へ約6kmの場所にあるメナムビーチ桟橋からはタオ島やタイ本土側にあるチュムポーンへの高速船があります。
■サムイ空港到着編
・飛行機を降りたら、トロリーに乗って移動
リゾート地の空港でもなかなか珍しく、飛行機を降りると何台か止まってるトロリーに乗ってターミナルへ移動します。
出口を出てすぐがリムジンタクシー乗り場になっています。
迎えが来ている方は、ミーティングエリアに進んでください。
■サムイ空港出発編
・まるでひとつの小さな町のような空港内
国際線チェックインを済まし、登場口までの道のりは、なんと屋内ではなく屋外です。
かわいらしいカフェやレストラン、本屋さん、バッグ屋さん、ジムトンプソンのお店、マッサージのお店があり、小さな町のようになっています。
名前は「サムイパークアベニュー」です。(サムイ島から出発する人々のみがいるショッピング通りです)
メインゲートに着く前に、こちらのお店でショッピングをしておくとよいです。(審査後には小さな免税店1つしかありません)
・搭乗ゲートから飛行機まではやっぱりトロリーバスで移動
到着したときと同じく、搭乗手続きを終えるとトロリーで飛行機まで移動します。最後までリゾート気分満載です。