ここは、韓国5大寺院の一つで金井山の麓にあります。昔、ここには黄金の水色の井戸があり、天から金色の魚が雲に乗って来てその井戸で遊んだという古事からこの名前が付いているそうです。その川に沿って山道を登って行くと、金井山(クムジョンサン)の尾根伝いに城壁の跡が残っています。そして、最初に目に入る門が、韓国寺刹の中では、一番美しいと言われているものです。慶州の仏国寺とはまたひと味違ったお顔の四天王がいます。不二門をくぐると、やっと梵魚寺が見えて来ます。脇には竹林があり、雰囲気を醸し出しています。ここも他の寺院と同じく戦で焼失の後、再建されたものです。韓国のお寺は、日本の物より100倍位ハデです。柱の一つ一つに、極彩色の模様が描いてあります。ここは、普段はほとんど人の居ない、静かな落ちつけるスポットです。