「バンベルク」は、レーゲンスブルクと同じように、アルファ波が出る雰囲気の街。小さな街だが、マイン・ドナウ運河とペグニッツ河が街の中を流れていて、ここにかかる三つの橋からの眺めは美しい。何より、小鳥のさえずりや河のせせらぎといった心休まる雰囲気が素晴らしい。下流の橋に建つ像は、「バンベルク」専門の旅行ガイドの表紙を飾っていたので、街のシンボルマークのひとつだと思われる。街の様子は、朱色の瓦ぶきの家々が並んでいて、ローテンブルクやニュルンベルクを髣髴とさせる。ペグニッツ河の一区画が小ヴェネツィアと呼ばれる地域で、昔漁師が住んでいたエリアだそうだ。ここの小ヴェネツィアの規模は大変小さい。バンベルクにある「城」はあまり立派ないが、素朴な感じ。教会は丘の上にある聖ミヒャエル教会、ヤコブ教会そして大聖堂等が見られる。