ハワイ統一を成し遂げたカメハメハ大王の像は、ハワイ諸島には3体あり、ひとつは必ず目にするホノルルに、残るふたつはハワイ島のヒロとカパアウにある。1883年のカラカウア王の戴冠式の日に除幕された。ちなみに、この銅像のモデルは本人ではなく、彼の親友でイケメンの宮廷仲間だとか。
一番の人気スポットは、やはりオアフ島ホノルルにある「カメハメハ大王像」で、ハワイ州最高裁判所の正面に立つ。ここは、記念撮影ポイントにもなっていて観光客がひっきりなしに訪れる。
カメハメハ生誕の地、ハワイ島(ビッグアイランド)の最北端にあるハヴィ(HAWI)の東隣である、カパアウの町にもある。この街の「カメハメハ大王像」は本物で、場所が場所だけ、オリジナルな割りに一番ひっそりと立ってる。
元々は、イタリアのフィレンツェで作られたのだが、運搬途中に海に沈んでしまったとか。その後、無事海から引き揚げられた、この像を修復して、生誕の地に設置したそう。その時に、すでに急遽作られた「カメハメハ大王像」はホノルルにあり、本物はホノルルの地に必要なくなり、生まれ育ったカパアウに立てられたそう。なので、修復したせいか、ペイントの色がちょっと微妙で、オアフにある大王像の方が威厳あふれてる気がするが、一度は見る価値あり。
また、ハワイ島の2大タウンのひとつヒロにも「カメハメハ大王像」があり、こちらは、敢えて見に行く必要はないと思うが、世の中のカメハメハ像を制覇したいレアな方は、お勧めできスポットで、特にこの3体、カメハメハデーには色とりどりのレイが飾られるらしいので必見。