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インドネシアの伝統

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インドネシアの伝統文化


*芸術

バリ絵画

起源は16世紀後半。王宮の装飾のために描かれた。その後西欧の技法が取り入れられ、画材などの変化を経て、現在は世界からトップアーティスト達の作品が求められるようになっている。

バティック ろうけつ染め布地の特産品。2009年10月2日ユネスコの世界無形文化遺産に認定された。1枚のサロンを仕上げるのに、1ヶ月から半年かかるものもあるため、現在は高級品となり、庶民はプリントのもので代用することが多い。

 

*バリ舞踊

ペンデット

歓迎の踊り。通称「花まき踊 り」と呼ばれている。地方によっては「カボール」と呼ばれ、古くは宗教的儀礼の際に紙を迎えるための踊りだった。1930年以降になり、伴奏楽器が急激に 変化した。それにより舞踏も本来の意味をもっと広くとらえ、コンサートや式典などの幕開けを歓迎する舞踊へと発展していった。

レゴン・クラトン 女 性3人によって行われる優美な踊り。18~19世紀頃に設立した宮廷舞踊で、神がかり的な動きとバリ古典舞踊の動きを基本としている。宮廷の音楽として長 く踊られてきたこの踊りは、バリ島内だけでなく国外でも有名な舞踊だ。最もよく目にすることができるのは、ガムランによって伴奏音楽が演奏されるレゴン・ ラッサム。

バリス

成年男子の戦士の踊り。貝殻で装飾された三角形の冠をかぶり、衣装は原色の布が踊りの動きによってなびくように何枚も重なっている。踊るときは、目を大きく見開き、瞬きをほとんどしない。動きを通して戦士の強さが強調される。
トペン 仮面舞踊劇。寺院の儀式の際、境内で奉納される「トペン・パジェガン」と宗教儀式の際に寺院の外で行われる「トペン・パンチャ」がある。仮面の種類も演目も多彩だ。
チャロナラン 悪魔払いとして紹介されている舞踊。11世紀にバリのウダヤナ国王が、東のジャワのアイルランガ王国の王女マヘンドラッタと結婚したが、彼女が黒魔術を学んでいた事を知り、ギラーの森に追放した。という史実を参考に創作されたといわれており、デワ アグン サクティがクルンクン王朝の当主であった1825年頃、ギアニャール(Gianyar)地方で創作されたといわれている。黒魔術イルムヒタムと白魔術イルムプティをテーマにしてあり、死者の寺プラ ダレムでのオダランの際、満月の日やカジェン クリウォンの日を選んで上演されることが多い。
ワヤン・クリッ インドの古代叙事詩をモチーフにした影絵。寺院祭礼や儀式で演じられる重要な芸能のひとつであり、人形使い(ダラン)は声色を変えながらすべて一人で演じる・
クビャール 20世紀初頭にシガラジャで誕生した舞踊と音楽のスタイルである。バリで最も人気の高い舞踊であり、女装した男性が楽器を演奏しながら妖艶に踊る「クビャール・トロンポン」や男装した若い女性が踊る「トルナ・ジャヤ」などがある。
ケチャ 男性合唱劇であり、通称「モンキー・ダンス」腰巻をつけただけの男性が100人以上も輪になり、サルの鳴きまねをしながらガムランのような複雑なリズムをがっしょうする

 

*音楽

・ガムラン

インドネシアの伝統音楽といえばガムラン。ガムランは打楽器を中心としたアンサンブルの総称で、

インドネシアではバリ島やジャワ島を中心に発達し、伝えられてきた音楽である。

「ガムラン」とはガムル(「たたく」等の意味、動詞)の名詞形。

 

*使われる楽器:青銅製の銅どら、鉄琴型の打楽器、太鼓、笛、弦楽器

*ガムランの音楽様式:バリ様式(=宗教音楽)、中部ジャワ様式(=宮廷音楽)、西部ジャワ様式(=民衆音楽)

 

インドネシアでは伝統的なペロッグ音階 (Pelog) とスレンドロ音階 (Sulendra) の二つの五音音階(一オクターブを五分割した音階)が演奏目的別に使い分けられる。バリでは、前者がサイ・ゴン、後者がサイ・グンデル・ワヤンと呼ばれる。

本来ガムランは、宗教(特に冠婚葬祭に関わる通過儀礼)との深い関わりの中で発達してきた音楽である。

 

*民族衣装

地域 場所 衣装の特徴
南東スラウェシ州 スラウェシ島の南東半島部。州都はケンダリ。 ベルベットで作られていて、色は鮮やかなピンク。
北スラウェシ州 スラウェシ島のミナハサ半島にある。州都はマナド。 男性は上着と同素材の帽子をかぶっている。女性のスカートは長めのマーメイドスカート。
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記事最終修正日時
2013.03.07 07:58

Creative Commons — 表示 - 非営利 - 改変禁止 2.1 日本 — CC BY-NC-ND 2.1

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