■ヴェネツィア市内の交通手段
ヴェネツィア島内には車の乗り入れができないため、水上バス、水上タクシー、渡し舟、ゴンドラなどが主な交通機関となっている。
■水上バス『ヴァポレット』
水の都、ヴェネツィアにいる人々にとって、なくてはならない足となっているのが「ヴァポレット」だ。 一日中運河を巡り、各駅、快速、各島行きなど、さまざまな路線を有する。 切符は1回券のほか、12時間券、24時間券…など時間で区切っているものがある。 島巡りや大運河巡りをする予定の人には便利。 |
*チケット
種類 | 価格 |
1回券(60分有効) | 6.5ユーロ |
12時間券 | 16ユーロ |
24時間券 | 18ユーロ |
■水上タクシー
ヴォポレットでは通れないような狭い水路も自由に通れるのが、この水上タクシー。
『サンタ・ルチア駅』『リアルト橋』『サン・ザッカリーア』など、主要な運河沿いにTAXIと書かれた乗り場がある。
料金は時間換算で、乗る前に行き先を言って、交渉するのが一般的。
水の都であるヴェネツィアは、いたるところに運河が流れており、大運河は全長3kmもあるが、橋は3つしかかかっていないという。 そこで、橋のない場所で対岸に行くための交通手段が「トラゲット」である。乗り合いの渡し舟のことで、住民や観光客にとって重要な手段のうちのひとつである。ものの1~2分で着いてしまうので、乗客はいちいち着席しない。バランスをとるために人がうまいこと配置されるのが面白い。切符はないので、乗船時に係員へ現金を渡す。 |
■ゴンドラ
昔はヴェネツィアの主要交通手段だったが、現在は観光用の乗り物となっている。 料金は時間によって変わる方式で、だいたい1時間120ユーロほど。 |