今回は南国のマレーシアへ。クアラルンプールは10年ぶりかな。常夏の国、この時期Tシャツで過ごせるのは本当に嬉しい。そして大好きなマレー料理です。 今回はニョニャ料理を楽しみました。ニョニャ料理はマラッカ、ペナン、シンガポールに分布するババニョニャ民族(中華系プラナカン)が先祖代々受け継いできた家庭料理(プラナカン料理)、門外不出の料理が多く、かつては手間がかかり家庭でしか味わえない料理だったそうです。近年では専門のレストランも出来、一般にも広まっているようです。 レストランの場所は中華街の側にあるCentralMarcket内の「Precious」という店。中々オシャレな店です。生憎夜中出発のフライト、ビールをグイッと行きたい所ですが駄目。まずは有名な前菜、PieTie(パイティー)米粉のカップに、カブ、人参、もやし等の千切り野菜を詰めた前菜。チリソースで頂きます。メインはChickenPongTay(チキンポンテ)チャコーというスパイスで鶏肉とジャガイモをじっくり煮込んだニョニャ版肉じゃが。本当に旨いです。そしてココナッツライス。右上にあるのが乾燥した蝶豆の花、これを使ってココナッツとともに炊いた米です。香りはあんまりしませんがチキンポンテによくあいます。デザートはタピオカのプディング。しっかりと固まっていてます。ココナッツミルクとブラウンシュガーのキャラメルがメチャクチャあいます。大人数で行けばもっと種類を食べられるのですが、一人だとこんな感じです。マレーシアやシンガポールは本当に料理の種類が多いので困ります。