セーヌ河のほとりにあるケ・ブランリー美術館は、パリで一番新しい美術館。ミッテランのオペラ・バスチーユ、ジョルジュ・ポンピドゥーのポンピドゥー・センターに続くシラクのグラン・プロジェ。ケ・ブランリー美術館内にはアジア・アフリカ・オセアニアの装飾や民族美術などが展示されていて、常設展だけでもかなりのボリューム。見ごたえがあり楽しい美術館。そしてこの美術館は外観が素晴らしい。ジャン・ヌーベル建築による箱が突き出たみたいな奇妙な建物は、美術家・造園家のパトリック・ブランによる建物の壁面を様々な植物をびっしりと覆う垂直庭園で飾られている。ケ・ブランリー美術館の庭園にまわると ニョキッとエッフェル塔が見えた。ほとんど一日をケ・ブランリー美術館で過ごした。
人気の美術館だけに週末は1時間待ちもザラ。できれば平日に行きたい。