「ワット・プラ・シー・サンペット」と並び重要重要とされる寺院。木に埋まってる仏像が有名なところだ。1374年ボロムラーチャー1世により建築が始められ、ラームスエン王の時代に完成したと言われている。クメール様式の44mあったとされる仏塔を含め、1767年にビルマ軍によって破壊された。 その際、境内にあるほとんどの仏像の頭も切られており、現在もその姿が痛々しく残っている。仏像の頭が埋まった木のそばで写真を撮るときは、仏像と同じ高さになるようにしゃがまなければいけないとのこと。この木はトンポの木といって、タイの聖木である。1956年の遺跡発掘調査により、仏塔の地下から仏像や宝飾品が発見された。それらは現在、アユタヤのチャオ・サン・プラヤ―国立博物館に収められている。