マウイ島は、ハワイ諸島で2番目に大きい島で、ホノルルのあるオアフ島と、最南端の活火山の島のハワイ島の間に位置している。もともと2つの別な火山島であったものが長い間の地殻変動によってひとつの島になったもので、東マウイ、西マウイそれぞれに高い山があり、海に向かって牧草地、ジャングル、砂漠など様々な地形が広がっている。 人口9.2万人、平均気温が19.6-28.8℃、最高峰はハレアカラの3055メートル。マウイ島の中心となっている街はカフルイで、他に港町で昔のハワイ王朝の首都であるラハイナなどがある。マウイ島を訪れる観光客は、オアフ島に次いで多く、年間200万人を超える観光客に人気の高い島となっている。この島の観光客は米国国内からの客が多く、ラハイナ、カアナパリ、ワイレアといった世界有数のリゾートで過ごす人が多いようである。
①ラハイナの街
マウイ島は18世紀にハワイ諸島を統一したカメハメハ王朝の時代に拠点とした島である。中でもラハイナ港はクジラを目当てにした捕鯨船の補給基地として賑わい、捕鯨ブームが去った後は砂糖キビのプランテーションで農業の町として栄えた。今もノスタルジックな建物が軒を連ね一種独特の雰囲気をかもし出している。国立歴史保護地区の指定を受け、町ぐるみで歴史的な建物の保護や復元に努めいる。
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②マッコウクジラ
現在もラハイナから出発するホエール・ウォッチングがマウイ島の観光の人気の一つである。マウイ島周辺には、冬になると多くのザトウクジラが出産と子育てに来るため、ハワイ諸島の中でもホエールウォッチングで特に有名である。シーズンは年末から4月初め頃まで。
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③ラハイナリゾート
最近のラハイナはリゾートビジネスが盛んで、米国の旅行誌で世界最高の島に選ばれた実績がある。パック旅行でアタフタと駆け足で過ぎる日本の旅行客と違って、アメリカの旅行客は高級リゾートと呼ばれる所でノンビリとハワイ・バケーションを過ごすのであろう。この島にはリゾートと呼ばれている所が数カ所ある。
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