南海食堂は、南大門市場にあるカルグクス通りにある食堂です。場所は会賢(南大門市場)駅の6番ゲートから南大門に入ってすぐの左手。ビニールシートに覆われた入り口を開けるとそこにはカルグクスと麦飯を売るお店が両側にずらりとならんでいて、その一角に南市海食堂はあります。南海食堂はお姉さんと妹の姉妹がやっているお店。お二人とも釜山の出身ですが南海で暮らされていたようで食堂の名前を南海にしたそうです。
カルグクス通りにはいってお客さんが一番多かったので南海食堂に。カウンターの下の丸いすに座るとさっそくキムチが出されます。南海食堂のメニューはポリパッ(麦飯)やカルグクス、冷麺、スジェビなど。麺類が多いです。今回の注文は、チャルパッ1つ・ポリパッ2つ。日本人観光客が多いのか、おばちゃんはとっても日本語が上手!韓国のテレビにも多く紹介されているみたいで、店にはテレビに出演したときの写真がずらりと飾ってありました。「生活の達人」にも出ていた様子。
麦飯とチャルパッが出てきました。麦飯はすぐ目の前にずらりとならぶコンナムルやキムチをどっさり入れたビビンバとなって出てきました。チャルパッは、おこわと細かく刻んだ海苔の器が出てきて、おこわを海苔につけて食べるものでした。どちらもごま油の香ばしい香りと雰囲気もあってかすごくおいしい!そしてここに味噌汁、サービスのカルグクス(手打ちです!)と冷麺(卵入り)が一人ずつ出てきます。狭いカウンターにところ狭しと並ぶ料理。でもこれで一人4500Wなのですから、ものすごくお得です。ちなみにカルグクスを頼むとビビンバと冷麺がサービスなのでどっちを頼んでおんなじような気がしています。
ヨルムキムチがあまりにもおいしくて、少し分けてほしいといったら、これは売れないから少しだけ包んであげると言って少しくれました。他の日本人のお客さんにも「たくさん食べる~」(日本語を原型で覚えたようです)といって色々出してあげてましたし、ニコニコしていてものすごく感じのいいおばちゃん達でした。
お得においしく気分よく食事ができる南海食堂は、南大門に言ったらぜひぜひ行ってほしいお店です。