安東の名物といえば、“塩サバ”そして“安東チムタク”!
チムタクとは、一度火を通した鶏肉に、じゃがいも、人参などの野菜とタンミョン(春雨)、ピリ辛唐辛子を加え、醤油ベースの甘辛ソースと水を入れて高温で煮詰めた料理のこと。
安東は、チムタク発祥の地と言われ、安東に行ったら食べておくべき郷土料理として位置づけられています。
安東チムタクの由来?
安東はその昔、士大夫と呼ばれる上流階級が住む富村があったところで、慶事があるごとにチムタクを食べていたそうです。当時のチムタクは、辛味がなく至って淡泊な味だったそうですが、1980年にチムタク通りで材料を加え、辛味を追加するようになって現在の安東チムタクが完成したそうです。
安東駅から歩いて10分~15分のところ、安東小学校の裏側に安東旧市場があります。
安東旧市場は、別名「チムタク通り」とも呼ばれており、市場の入口から約30軒程のチムタクのお店がずらりと並んでいます。安東でチムタクを食べるなら、チムタク通りに行けば間違いありません!
キムデガムのメインメニューはチムタク!鶏1羽から注文が可能で、2~3人前のボリュームがあります。
ソウルで食べるチムタクより鶏肉も野菜も春雨も圧倒的に量が多く、そのボリュームにまず驚きます。
・チムタク 1羽 25,000ウォン(2~3人前)
韓国では珍しく、おかずが一切無く、付いてくるのは「大根の酢漬け」のみというシンプルさ!
韓国でフライドチキンのお店に行くと出てくる、角切りの酢漬け大根が出てきます。
チムタク自体がかなりの辛さなので、大根の酢漬けを中間に食べると、辛さが幾分和らぎます。
キムデガムのチムタクは、鶏肉が柔らかくてジューシーです。また、人参もじゃがいももソースが良く染み込んでいて、どれも美味しく味わえます。
そんなキムデガム秘伝のソースの味を200%味わうためには、ご飯を頼んで、ソースと混ぜて食べるのがお勧め!お腹が一杯でも、お代わりがしたくなるほど、ご飯が止まらなくなるおいしさです。
・ご飯 1,000ウォン