官防堤林と栄山江の始源である潭陽川を挟んでいる郷校を通り過ぎるとすぐ左に見える竹林です。約16万㎡の鬱蒼とした竹林で、潭陽郡がソンイン寺一帯に造成し、2003年5月にオープンしました。竹緑苑の入り口から石階段を一つひとつ上ると、固くなっていた体がほぐれ、竹林から吹いてくる風が疲れた心身に清涼感を与えます。
■官防堤林
約2キロにかけて作られた巨大な風致保安林を「官防堤林」と呼んでおり、4万9228㎡の敷地に推定樹齢200~300年に達する樹木がびっしりと生い茂っています。その様子が美しく1991年11月27日に天然記念物第366号に指定されており、2004年には山林庁が主催した「第5回美しい森全国大会」で大賞を受賞しました。
■タムピッ芸術倉庫
糧穀倉庫の華麗な変身!長い間放置されていた倉庫が文化と芸術の空間に生まれ変わりました。メタセコイア並木と官防堤林の中間にあり、 潭陽を訪れる旅行客には必須コースとなっています。
■竹博物館(タムピッ芸術倉庫へ経由できない際の代替場所)
無形文化財(人間国宝に当たる)の作品と潭陽郡指定の名人たちの作品、世界各国の竹工芸品と中国浙江省安吉県の竹製品が同時に展示されている博物館です。体験及び教育館では、竹の楽器や竹でできたパズルなどを体験することができ、フォトゾーンでは写真撮影も可能です。
■メタセコイア並木
街路樹の総延長は約8.5kmで、道路を挟んで両側の道に高さ10~20mのメタセコイアが植えられています。この道は1970年代初期に造成され、全国的に街路樹造成事業が推進されていた時期です。潭陽郡が3~4年のメタセコイアの苗木を植えたのが現在の鬱蒼と生い茂る街路樹のトンネルの道となりました。
■メタプロバンス
メタセコイア並木と官防堤林、竹緑苑、竹博物館などが近隣に位置しており、年間500万人を超える観光客が訪問する観光団地でファッション通り及びデザイン工房や体験館、商業空間で構成されています。美しいヨーロッパの村を連想させる街を演出しており、異国情緒たっぷりの風景を見ることができます。