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マレーシアの宗教

マレーシアでは、マレーシア国民の半分以上がイスラム教を信仰し、仏教、キリスト教、ヒンドゥー教などの信仰者に分かれる。

主に、仏教は中華系、イスラム教はマレー系、ヒンドゥー教はインド系の宗教となり、最近では無宗教の若者も増えている。

 

宗教名 比率(%)
イスラム教 60.4%
仏教 19,2%
キリスト教 9.1%
ヒンドゥー教 6.3%
その他 1.5%
無宗教 0.8%

 

■主な宗教施設

*モスク

モスク名 特徴
クアラルンプール

クアラルンプール国立モスク

 

お祈りの時間は見学禁止、

金曜は1日2回しか見学できる時間がない

マスジット・ジャメ

 

 

クアラルンプールにある市内最古のイスラム寺院で

1909年にイギリス人建築家によって建設

国立イスラム寺院

 

 

約8000人の収容が可能な1965年に建てられた

東南アジア最大級の大きさを誇るモスク

マラッカ

カンポン・クリン・モスク

 

チャイナタウンに位置するマレーシア最古のモスクで

屋根は木造でスマトラ様式の3層をしており、

説教代には中国とインドの影響を受けたといわれる

ペナン島

カピタン・クリン・モスク

 

 

インドの伝統的ムガール様式を用い建てられ、

入場料は無料だが事務局で許可必須

ジョホールバル

アブ・バカール・モスク

 

 

1892年から8年間かけて建てられ、

マレーシアで一番美しいモスク、と称えているそう

クアラルンプール近郊

スルタン・サラフディン

・アブドゥル

・アジズ・シャー・モスク

 

 

「ブルーモスク」で知られる世界でも最大級のモスクで

1988年に完成した青い屋根が特徴

 

*寺院

寺院名 特徴
仏教・道教
クアラルンプール

陳氏書院

 

 

チャイナタウンの南に位置する陳家代々の霊廟で

清の光緒帝時代に建築されたもの

マラッカ

チェン・フン・テン寺院

 

 

チャイナタウンにあるマレーシア最古の中国寺院で

1646年に中国から運んできた資材で作られた

ペナン島

慈済宮

 

 

1924年萬興利銀行の創設者

Yap Chor Ee氏によって寄付された土地に建てられた

観音寺

 

 

別名「慈悲の女神の寺院」と呼ばれ、

寺院内に慈悲の女神と呼ばれる観音像が祀られている

蛇寺

 

 

中国儒教系の寺院で、

病気や傷を癒す不思議な力をもつ僧、チョー・スー・コンを祀って建てられた

クー・コンシー

 

 

中国福建省出身のクー氏が子孫のために建てた

霊廟で番華麗だ言われる中国寺院

ワット・チャヤマンカララーム

 

 

世界でも三番目に大きい寝釈迦仏が祀られる

タイ式寺院でカラフルでにぎやかな寺院

極楽寺

 

 

12万㎡の広大な敷地内に、数々の色鮮やかな建物が立ち並び

約20年の歳月を費やして建築

イポー

三寶洞

 

 

イポーというエリアは沢山の洞窟寺が存在し

中でも古いものとして知られている寺院

ヒンドゥー教
クアラルンプール

スリ・マハ・マリアマン寺院

 

 

 

チャイナタウンにあるヒンドゥー教の寺院で

建立は1873年でマレーシア最大のヒンドゥー寺院

ペナン島

 マハ・マリアマン寺院

 

 

 

ジョージタウンでも最も古いとされ、

1883年に建設され入口や建物の豪華な彫刻が必見

 

*教会・聖堂

教会・聖堂名 特徴
マラッカ

ムラカ・キリスト教会

 

 

1753年のオランダ統治時代に建てられた教会で

オランダレンガを使用、赤土を塗って仕上げが施される

セント・ポール教会

 

 

1521年にポルトガル人によって建てられた教会跡で

現在は、外壁と内部に当時のポルトガル人の墓石が残っているだけ

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記事最終修正日時
2013.03.07 07:58

Creative Commons — 表示 - 非営利 - 改変禁止 2.1 日本 — CC BY-NC-ND 2.1

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